鈴木陸来が特進 ~小田原競輪場~
師匠の新田康仁と同じS級レーサーに
12月20日、小田原競輪の最終日に行われたA級1、2班の決勝で、117期のルーキー鈴木陸来(静岡)が優勝。宇都宮、京王閣に続く3場所連続の完全VでS級特進を遂げた。加藤健一、眞原健一の地元コンビとは別線になった決勝は、打鐘からカマシを敢行。マークした小佐野文秀は鈴木のダッシュに離れて、鈴木が2番手以下をちぎって駆ける。直線で加藤に詰め寄られたものの、4分の1輪だけ振り切った鈴木が逃げ切りでA級を卒業した。
「思った以上にタレちゃいました。力みすぎてうまく走れなかった。加藤さんに差されたかと思ったけど、確定板を見て1着が(自分の)7番だったのでホッとしました。(S級では)もっと積極的なレースで先行主体に頑張りたいと思います」
117期では寺崎浩平、山口拳矢、町田太我に次ぐ4人目のS級レーサー。チャレンジの特班には少しの時間がかかったが、A級1、2班戦は4場所でクリア。これからは師匠の新田康仁と同じS級のステージに戦いの場をおく。
2020年12月20日 16時36分
-
選手詳細データ
-
鈴木陸来 選手静岡・117期