グランドスラム狙う新田祐大 ~弥彦競輪場~

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新田祐大
偉業達成へ気合十分
年末GP出場へG1獲得を目指す

 第30回寬仁親王牌が2021年10月21日(木)~24日(日)の日程で行われる。今年の舞台は、2015年以来、6年ぶりとなる弥彦競輪場。

 20日の前検日、新田祐大(福島・90期)が偉業達成を目指し決意の言葉を発した。「ここまでは計画通りでした。グランドスラム達成のために調整してきた。そこを意識して戦っていく。そのために戦いにきた。自分らしい走りをして勝ち上がって、決勝で決められるように」

 東京五輪に出場した新田は、今年のオールスター競輪から競走に復帰。現在の賞金ランキングは50位以内に入っていないため、年末のグランプリ出場、そしてS級S班を保持するために、今回の寬仁親王牌と、11月の競輪祭で全力勝負が予想された。寬仁親王牌のタイトルを獲得すれば、すべてのG1タイトルを手にするグランドスラマーの栄誉と、年末のグランプリが決定する。今シリーズの新田は鬼気迫る走りでファンの視線をくぎづけにしよう。

小山裕哉記者

2021年10月20日 17時11分

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