松本貴治が約4カ月ぶりの実戦復帰 ~松山競輪場~

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松本貴治
地元記念が復帰戦
大会連覇を目指す戦い

 松山競輪開設72周年記念『金亀杯争覇戦』は2日に開催初日が終了。第10レースでは地元の松本貴治(111期)が出走。松本は8月12日のオールスター競輪『一次予選2』で先頭員早期追い抜きで失格。あっせん停止期間があり、今シリーズが復帰戦となった。

 前検日には「ここまで間隔が空いたことはもちろんないです。無難に練習をしていたし、感覚やタイムは変わっていないけど、復帰戦なので、まずは走ってみないと。不安はないけど、久々なので、緊張はします」と話していた。

 迎えた開催初日。別線の踏み合いはあったものの、松本は好位を確保してロングスパートのまくりを披露。香川雄介には差されたが、ライン全員が勝ち上がりを決め、「緊張はしたけど、自然と体は動いた」と、上々の滑り出しになった。

 昨年度に続いて地元記念連覇がかかるが、「そこ(の意識)はまだですね。まず、1走完走したので、もう1走して徐々にです」と、まずは明日の3日に行われる二次予選突破を目指す。

小山裕哉記者

2021年12月2日 18時56分

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