窓場千加頼は好調持続 ~小倉競輪場~

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窓場千加頼
初日からキレの良い捲りを披露する
今年残り2場所は勝ち星に飢える

 12月15日(水)から小倉競輪場でF1ナイターが開幕する。今開催はS級戦とA級戦の12レース制。8レースに出走する窓場千加頼(京都・100期)は前回の名古屋でまくりを連発しており上昇気配だ。
 「前回の初日、2日目のまくりは良いまくりでしたね。ただ決勝で大塚(健一郎)さんとの競りになって、色々と勉強になったし、まだまだ番手で競るということに関しては勉強不足なのを痛感した」と振り返る。「S級上位で戦うにはタテ脚を磨かないといけないと思って、一時期は先行で脚を付けようと思ったけど、全く通用せず(苦笑)。そこで先行の厳しさを感じたから自在性を極めようと思った」と苦しさも経験して今のスタイルに落ち着いた。「基本は位置を取ってのまくり。内に詰まったり包まれたときはその位置で勝負しようと思っている」と今のスタイルを説明する。「ただ練習ではまくりや、位置取りだけじゃなくて、長い距離を踏む練習ももちろんやっている。それに最近は7車立てで後方になっても9車立ての時を考えれば、中団を取れているってことだから焦ることが無くなった」と精神面でも成長した様子。「とりあえず、今年は今回と佐世保記念の2場所のみ。ウィナーズカップの特選シードの権利が取れそうなので、残り2場所で勝ち星を増やしたいですね。来年はG1、G2にも出たいですから。それに小倉は9年前(12年3月)にS級への特進を決めた場所で良いイメージがあるから3日間、頑張りたい」と明確な目標を見つけただけに3日間の走りに注目したい。

 1レースの発走予定時刻は15時23分、窓場千加頼が出走する8レースは18時15分発走予定。エンジョイサイトの締め切り時間は、発走の5分前となっております。

池端航一記者

2021年12月14日 18時00分

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