窓場千加頼が新年に巻き返しを誓う ~京王閣競輪~
初出場のG1を見据えて
恒例のお正月開催が、今年も京王閣競輪場で1月1日(月)から行われる。出場選手それぞれが、新年一発目の開催に気合十分。なかでも、初日特選12レースを走る窓場千加頼(京都・100期)に注目だ。
23年の窓場は、F1戦で2度の優勝を飾り一時は競走得点も110点台まで突き上げる活躍。S級で今年飛躍した一人となった。だが、直近4カ月の競走得点は105点台まで下降しており、一時期の勢いが感じられない。先を見据えた試行錯誤に、その要因があるようだ。
「ちょっと年末は失速感がありましたね。来年に向けて、乗り方を変えたんですよ。この乗り方自体はすごく良いと思うんですけど、自分のフィジカルがまだ追いついていないんですよね。出力が足りていない。もっと出力が出るようになれば、成績も上がってくると思います」
23年の活躍で、24年の全日本選抜への出場も決めた。23年の競輪祭には補充で出走したが、正規での出場は初となる。京都の代表として出ることも値打ちが高い。見据えるのは、もちろんそこだ。
「やっと正規で出られるんで。この乗り方を始めたのも、全日本選抜のためです。しっかり煮詰めていってちょっとでも良い結果を出したい。練習を詰めてやってるけど、今後のためにもやっていかないといけないので」
挑戦の先に、大舞台での活躍がある。まずはここで新年の好スタートを切り、24年のさらなる飛躍につなげたい。
2023年12月31日 16時41分
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選手詳細データ
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窓場千加頼 選手京都・100期