地元の新鋭が躍動! ~取手競輪場~

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梁島邦友
強地脚を武器に地元バンクで力走する
メキメキと力を付ける

 取手競輪ガールズF2は16日(木)に初日が行われた。A級1、2班戦の11Rでは、地元の梁島邦友(茨城・117期)が逃げ切り勝ちを決めた。

 梁島は11月平塚、続く松戸を連続優勝。秘めた素質が開花し、勢いに乗って地元戦に臨んでいる。「3.85のギアを踏みこなせるようになって競走に慣れてきたのが大きい。松戸に行く前にシューズが壊れてしまったんですけど、新しいモノに変えたのもいいですね。うまく噛み合ってくれている」と、本人も1、2班での戦いに手応えを感じているようだ。
 初日は突っ張り先行で2周を駆けて逃げ切り。8月に地元を走った時には3日間未勝利で終わったが、今回は地元ファンの期待に応えた。
 「1、2班の予選で、初めて地元で勝ててよかったです。お客さんの応援も力になっています。赤板から突っ張って駆けるつもりでした。小泉(俊也)さんが外にへばりついていたので、それを見ながらでしたけど、冷静に走れましたね。特に違和感なく走れたけど、気付いたところはある。自分のイメージと体の動きが少し合ってなかった感じがしました。そこを修正して、8月の地元戦で決勝に上がれなかった分も頑張りたいです」
 レースカットがあり、2日目は最終11Rに出走。この日の取手で最後に風を切るのは、この男だ。

熊谷洋祐記者

2021年12月16日 18時00分

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