地元での初優勝狙う梁島邦友 ~取手競輪場~

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梁島邦友
地元初Vに向け集中を高める
師匠の前で勇姿をみせたい

 2月1日(火)に行われた取手競輪F1の2日目。
 第5レースのA級準決勝でライン決着に導いた梁島邦友(茨城・117期)。地元でのA級1、2班戦では2度目となる決勝進出を決めた。
 レースは中団の位置を回って打鐘の合図とともに発進。根藤浩二を叩いて出ると別線に巻き返しを許さず、最後は番手の大薗宏に交わされたが持ち味を出したレースだった。
 「あの距離の仕掛けで差されたのは正直悔しいです。ただ、後ろに先輩を付けて緊張したなかで、この走りをできたのは自信になった」

 前回地元の決勝に乗った昨年の12月開催では準優勝、今回は前検日から優勝を狙いに参戦したが心の支えとなっているのは師匠の山下渡の存在だ。
 「同じ開催なのは心強いですね。一緒になったのはたしか2回目。前の時は準決勝で負けたが、今回はそこを突破できた。師匠に優勝した姿をみせられるように頑張りたい」

 師匠の前で、地元ファンの前で、成長した姿をみせるべく大一番へと臨む。

角田祐馬記者

2022年2月1日 18時30分

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