絶好調の嵯峨昇喜郎が強敵に挑む ~小倉競輪場~

photo-48362
嵯峨昇喜郎
近況はバック数が急上昇
地元の北津留翼が立ちはだかる

 8月25日から小倉競輪場でミッドナイト競輪S級シリーズが開催されている。S級予選のメインである8レースでは、嵯峨昇喜郎(青森・113期)がスピードを生かした仕掛けで力強く押し切り人気に応えてみせた。

 嵯峨は今期競走得点で110点を超えるなど好調を維持しており「練習方法を変えてから良くなりましたね。軽いギヤで長い距離を踏むようにしたんですけど、それから成績が良くなって。あとはバックを取ることを意識して走るようになって、結果的に展開が恵まれるようになって。今期は110点を取ることを目標にしていたので、既に目標は達成しているんですけどね(笑)」と前検日に好調の要因教えてくれた。

 初日は圧倒的な人気に推される中、得意のカマシで快勝し「緊張しましたけど作戦通り走れました。ミッドナイトで体調も分からなかったんですけど、今日で調整の方は分かりました」とミッドナイトの競走にも順応している様子。

 準決勝は地元の北津留翼(福岡・90期)が立ちはだかるが「最近はずっと裏開催だったので、G1の選手と走れるのは楽しみですね。自分の力を出し切れるように頑張ります」と小細工なしの真っ向勝負で立ち向かうかまえ。

 嵯峨は準決勝の9レース(発走予定時刻23時30分)に登場。持ち前のダッシュで本線撃破を狙う。

及位然斗記者

2022年8月26日 00時18分

開催情報

ページトップへ