東口善朋が通算400勝を達成 ~防府記念~

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東口善朋
400勝ポーズで記念撮影
デビュー23年目にして到達

 防府競輪開設73周年記念『周防国府杯争奪戦』3日目10レースにおいて、東口善朋(和歌山・85期)が通算400勝を達成した。

 レースを振り返った東口は「33だし、自力の強い選手が揃ってたので、どうなるかなと思ってた。(野原)雅也が行き切れば自分の仕事だし、行けなければコースを探してって感じで。自分の技術不足で野原君を残せず残念です。脚自体は問題ないけど、うーん、駄目ですね」と、前を任せた野原雅也を残せなかったことを悔やんだ。
 2000年のデビューから、23年目にして400勝を達成。グレードレースでの優勝は18年和歌山記念の一度だけだが、その一勝が色濃く記憶に残っている。
 「印象に残っているのはやっぱり地元記念を優勝した時。あれはめっちゃ覚えてます。323勝目でしたね。400勝は意識はしていなかったけど、結果としては喜ばしいです。日頃の積み重ねだと思っているので」
 10月はあっせんをしない処置で棒に振ったが、復帰戦の今節は3連勝で決勝進出。「目標のない練習で気持ち的にもしんどかったんですけど、リセットして基礎からやってきました」と語っていた様に、欠場中も腐らず鍛錬を積んだことが結果として現れた。節目を達成した東口が、この先も一心不乱にペダルを踏み込んでいく。

熊谷洋祐記者

2022年11月5日 15時56分

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