新山響平が準決勝も成田和也と強力タッグ ~静岡競輪場~

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新山響平
抜群のスピードで連勝を狙う
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成田和也
超一流のマーク屋として援護に徹する
準決勝は地元の南関勢が立ちはだかる

 2月9日から静岡競輪場で開催されている開設70周年記念「たちあおい賞争奪戦」は2日目を終えて、二次予選の9レースに登場したS班の新山響平(青森・107期)は別線の包囲網を抜群のスピードで突破し力の違いを見せつけた。

 レースを終えた新山は「特選選手がみんな勝ち上がっていたし、プレッシャーはありました。前を取らさせたのでそこから勝負しました。仕掛けた時に前が併走していたので、そこはちゅうちょしちゃいましたね。調子はまだまだですけど、一日ごとに上げていきたい」と振り返る。
 
 番手を回った成田和也(福島・88期)は「できれば中団ぐらいが欲しかったんですけど、前を取らされますよね。(新山響平から)SSの雰囲気が出ていましたね」と成長した同地区の後輩の強さに下を巻く。

 準決勝も北の両者は同じ10レースの出走となり再タッグ。新山は「次の全日本選抜に繋がるレースを残り2日間もしていきたいですね。また成田さんと決まるように」とスケールの大きな走りで魅せる。

及位然斗記者

2023年2月10日 18時58分

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