落車明けの復帰戦で即優勝

　4月10日（月）から小倉競輪場で開催されているミッドナイト競輪F2ガールズ『チャリロト杯』は12日（水）に決勝戦が行われた。メインレースのA級1、2班戦では立部楓真（佐賀・115期）が中団からけん制を乗り越えてまくり今年初Vをつかんだ。

　「展開が向いてくれましたね。決勝は自分が思った以上に動けることができた。スタートは1番車の山本さん次第だったけど、前受けからいこうと。4番手を取れたので落ち着いて仕掛けようと思った」と初手から冷静にレースを運んだ。

　「仕掛けにいったところで鶴さんがブロックしてきて危なかったですね。接触してグローブが破れてしまった。そこで勢いが止まってしまったけど、その後、もう一度踏み直すことができてまくり切れたのは良かった」と強烈なブロックに怯むことなく仕掛けて今年初勝利を手にした。

　「落車明けだったので、初日を走った後はどうかなと思ったけど、準決、決勝としっかり走れて良かった」とホッと胸をなでおろしていた。

• 選手詳細データ

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  立部楓真 選手佐賀・115期