平原康多が復活の兆し ~京王閣競輪場~

photo-91002
平原康多
二次予選を終えて、写真撮影に応じる
準決勝は眞杉匠とのタッグで決勝進出を狙う

 10月26日から京王閣競輪場で大阪・関西万博協賛 開設75周年記念「ゴールドカップレース」GⅢが開催されている。二次予選の9レースに登場した平原康多(埼玉・87期)は、新山響平(青森・107期)の番手から白星を飾り、断トツの2車単一番人気に応えてみせた。

 レースを終えた平原は「新山(響平)は突っ張り先行が代名詞ですし、それができればという作戦でした。(脇本勇希を)合わせたところのスピードはすごかったですね。自分も口が空きましたし。その後もスピードを保ちながらという感じで。ずっとスピードが上がっていくような錯覚におちいるペース配分で自分も削られましたし、全然余裕がなかった」と輪界屈指の先行力を誇る新山のペース配分に舌を巻く。

 近況は途中欠場が続き、8月オールスター以来の白星を挙げて「初日の展開で3着までこれたのが割と自信になって。二次予選はリラックスして走れた」と今シリーズでの手ごたえは上々の様子。

 準決勝は12レースに登場。眞杉匠(栃木・113期)とのタッグで、決勝進出を狙う。

及位然斗記者

2024年10月27日 18時25分

開催情報

ページトップへ