和田真久留が通算300勝を達成! ~前橋競輪場~

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和田真久留
300勝ポーズで記念撮影
前々戦で節目勝利をつかみ取る

 3月28日に前橋競輪場で施設整備等協賛『まえばし春風賞』の2日目が行われた。6~12Rには二次予選が行われて、優勝候補の一角を担う和田真久留(神奈川・99期)は11Rに登場。4分戦で外枠という車番の不利はあったが、得意の前々戦で最後は太田龍希の番手から抜け出した安彦統賀をゴール前で捕らえて、節目の300勝を達成した。

 「車番も良くなかったので、深くは考えずに走ろうと。でも初日の反省を生かして、前々には勝負しようと思っていた。(真船には)十中八九、突っ張られると思ったし、そこは冷静に対処して、ジャンで誰も行かなければ仕掛けようと思っていた。太田君が来たのでそこは踏み遅れないようにしました。前で接触があってひるんでしまった。(安彦が)番手まくりというのも頭にあったけど、踏み切って勝ちたかったので仕掛けました。前橋は特殊なバンクで感触をつかみ切れていない。小倉とも違うし、もちろん外のバンクとも違う。最終日までにはつかめればいいんですけど。(節目勝利に関しては)特に気にしていなかったし、結果としてできて良かったなぐらいです。またここから400勝、500勝と積み上げていければ」

 近況は前回の四日市GⅢで優勝を飾り、前々回の平塚から連続Vを飾るなど充実ぶりが際立っている。今シリーズの動きも悪くなく、三度の自力戦で臨む準決勝も力の違いを見せつける。

髙野航記者

2025年3月28日 19時08分

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