和田真久留がまくりで二予突破「緊張感なのか重い」 ~川崎競輪~

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和田真久留
地元で責任感が増す
準決は三度でラインの前回り

 川崎競輪場で行われている大阪・関西万博協賛競輪 全国都市緑化かわさきフェア開催 ~川崎市政100周年~(G3)は、10月12日(土)に2日目が終了した。準決勝11レースは、地元の和田真久留(神奈川・99期)がまくりで快勝。ファンの声援に応える一撃を放った。

 レースは、山根将太と、兼本将太で主導権を争う展開。和田は道中で内に被る場面もあったが、冷静に2コーナーからのまくりで仕留めた。

 「僕的には良い展開ではなかったかな。今の戦法的に、(中団併走になっても)引けないし、中村(圭志)さんに降りられないようにだけ気を付けて。並びも予想外だったし、兼本君は、切って僕を待ってくれるかと思った。内に詰まったり、出し切れないことだけは危惧していたので。踏んだり、やめたりだったし、スタートもみんなが出たので取りにいくのがきつかった」

 準決勝も11レースに登場。千葉勢を後ろに付けて、今節3度目の自力戦となった。「初日が不本意だったし、今日(2日目)は自力を出せたので。緊張感なのか、重さはあります。自力基本に」と、多彩な攻めを駆使して決勝進出を狙う。

熊谷洋祐記者

2024年10月12日 18時24分

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