体のケアに時間をかけた和田真久留が初日特選を制す ~青森競輪場~

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和田真久留
2日連続の番手回りで連勝を目指す
同県で同期、同級生の郡司浩平と久々のワンツー

 9月8日(木)に幕を開けた青森競輪開設72周年みちのく記念競輪の初日特選はS班3名が顔を揃えた激戦レース。積極的タイプの菊池岳仁と新山響平の主導権争いはもちろん、郡司浩平と清水裕友のS班同士の仕掛け合いに注目が集まったが、冷静に戦況を見極めていた郡司浩平が最終1センターから豪快なまくりでのみ込むと、追走していた和田真久留(神奈川・99期)がゴール寸前で捕らえてワンツー決着。 

 郡司浩平と和田真久留の神奈川勢はここ最近は連係回数が増えてたが、巧く呼吸が合わずに結果を出せずに終わっていた。番手を回った和田真久留にとっては初日特選と言えども大事な一戦だったはずで、サマーナイトフェスティバルの最終日以来となるワンツーを喜んだ。
 「前回の小田原決勝はアクシデントもありましたけど巧く決めることができなかったですし、その前(オールスター競輪の一次予選2)も自分がダメで失敗したので。決められて良かったですね。かなりハイピッチな中で、仕掛けていく郡司君の動きにもしっかりと対応できましたし、煽りがある中でもしっかりとついて行けたので。差せるとは思っていなかったですけど、させたので。今の郡司君を差せたんだから悪いわけないですよね。今日は自分が仕事をする場面っていうのはなかったですけど、しっかりと二人で決められて良かったです。前回は初日に落車してしまっているので、今回は無事に走りたいと思っていたので。怪我の痛みはもう緩和されていい状態で走れているのかなって思います」
 
 二次予選は初連係となる染谷幸喜を番手でリードする。初日特選でも対戦している菊池岳仁もいて一筋縄ではいかないメンバー構成となるが、近況は番手回りのイメージが徐々に定着しつつあり、2日連続の番手回りで連勝を目指す。
 「二次予選はさすがに自力だと思って準備をしていたんですけどね。染谷さんとは初連係です。しっかりと番手でサポートをしたい。相手も強いので油断せずにしっかりと勝ち上がれるように頑張ります」
 

細川和輝記者

2022年9月8日 19時17分

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