単騎戦で決勝に挑む松岡篤哉 ~松戸競輪場~

動いていかないと調子は戻ってこない
松戸競輪場では27日からナイター開催でFⅠシリーズが行われており、28日は2日目の競走が行われた。そしてS級の準決3本勝負で一早く勝ち名乗りをあげたのは10レースで先制した高橋和也(愛知・91期)に乗った松岡篤哉(岐阜・97期)だった。
「高橋君の仕掛けるタイミングは完璧でした。でも踏み過ぎました。もっと余裕があれば」と反省。前回は地元の大垣GⅢだったが落車。それだけに、今回は新車で挑んだが「良くなっている感じです。顔見せからも良かった」と話す。
連勝での決勝進出。決勝は中近で岡崎智哉(大阪・96期)がいる。岡崎は初日特選組でもあるし連係しても良さそう。
しかし松岡の答えは「自分で」だった。「(大垣で落車しているし)動かないと状態も戻ってこないので。行けるところはいくし、一発を狙っていきます」。確かに先行しそうな根田空史(千葉・94期)の後ろは山賀雅仁(千葉・87期)と芦澤大輔(茨城・90期)の競り。
隙が生じれば動いて調子を戻したい松岡が仕掛けてくる場面はあるかもしれない。意外にも完全Vの期待は膨らみそう。動向に注目したい。
2025年3月28日 23時56分
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選手詳細データ
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松岡篤哉 選手岐阜・97期