日本ナショナルチームがメダルラッシュ! ~第40回アジア自転車競技選手権大会~
チームスプリントは連覇を達成
10月17日に韓国の鎮川で開催された「第40回アジア自転車競技選手権大会」初日の男子チームスプリントで雨谷一樹(栃木・96期)、新田祐大(福島・90期)、深谷知広(愛知・96期)が金メダルを獲得した。
男子チームスプリントは、今年1月に行われた「アジア選手権トラック2019」に続く連覇を達成。
新田祐大選手は「前回大会も優勝して、ディフェンディングチャンピオンらしくタイム差をつけた良いレースができたと思っています。チームスプリントでオリンピック出場枠を獲得すると、同時にスプリントとケイリンの枠も獲ることができ、日本が盛り上がるきっかけになると思っています。戦い続けるチャンスがあれば、戦い続けていきたいと思っています。僕たち自身が進化を感じて走ることが、世界選手権やオリンピックの舞台でも自信を持って戦えると思うので、希望を持って進化を続けていきたいです」
とコメント。世界選手権の出場権を勝ち獲ったことで、この種目におけるオリンピック出場に希望が見えてきた。
また、男子チームパーシュートでは、橋本英也(岐阜・113期)も金メダルを獲得。
日本は予選を1位で通過すると、決勝は地元の韓国と対戦。最終回には追い抜きに成功してアジア王者の座を奪還した。
この優勝によって大陸枠で世界選手権の出場権を得て、オリンピック出場に望みをつないだ。
男子エリート チームパシュート 決勝
優勝:日本 2位:韓国 3位:香港
男子メンバー
橋本英也( JPCU岐阜/チーム ブリヂストン サイクリング)
今村駿介(中央大学/チーム ブリヂストン サイクリング)
窪木一茂(チーム ブリヂストン サイクリング)
沢田桂太郎(日本大学/チーム ブリヂストン サイクリング)
近谷涼(チーム ブリヂストン サイクリング)
ガールズケイリンからナショナルチームに選ばれている鈴木奈央(静岡・110期)は、女子チームパシュートで銅メダルと獲得。予選のタイムトライアルで3位となり、香港との3位決定戦に駒を進めると、残り4周で追い抜きに成功して3位となった。
女子メンバー
鈴木奈央(JPCA JPCU静岡)
中村妃智(千葉 日本写真判定株式会社)
古山稀絵(東京 日本体育大学)
梶原悠未(茨城 筑波大学)