不安はあるが底力をみせる

　8月22日（日）から大宮競輪場でF2ガールズシリーズが始まる。注目はナショナルチームの一員として、パリ五輪を目指す梅川風子（112期・東京）だ。

　梅川は7月函館で行われたガールズケイリンフェスティバルの決勝で落車。左鎖骨を骨折して約1ヶ月ぶりの復帰戦となる。
　「左の鎖骨を骨折してしまったので。自分でも感覚的に何とも言えない部分がある。ちょっと1走して判断してもらいたいです。予想する人にとって難しいと思うんですが」と万全での参戦とはいかなかった様子。休養期間中には東京五輪が行われていた。ナショナルチームに所属する梅川は「1日だけ会場で雰囲気を感じてきました」と目指す舞台を肌で感じてきた。「脚力ではなく、（五輪の）雰囲気を見に行きました。グランプリに出場しているからその盛り上がりも知っているし、場内の雰囲気に圧倒はされなかった。日本の競輪も盛り上がっていると感じられました」と五輪の空気を堪能。「あとは力を上げるだけ。差を感じたので」と刺激は入っただけに、復帰戦だが一枚上のスピードを発揮して不安を吹き飛ばす。

　梅川の出走する7レースは13時28分発走予定。エンジョイサイトでの投票締め切り予定時刻は発走の5分前を予定しております。

• 選手詳細データ

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  梅川風子 選手東京・112期