ガールズグランプリトライアル「トパーズ」決勝コメント ~小倉競輪場~

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佐藤水菜
世界選手権のケイリンは2年連続銀メダル。ワールドクラスのスピードだ
連勝で勝ち上がった佐藤水菜と太田りゆ

 2022年11月24日、小倉競輪場でガールズグランプリ2022トライアルレース「トパーズ」決勝が12レースに行われる。現役ナショナルチームの佐藤水菜、太田りゆ、梅川風子に、今年ナショナルチームを引退したばかりの小林優香らは、賞金面でグランプリ圏外となっているため、この1走に全力を尽くす。

 ①小林優香
「昨日、セッティングを変えて長い距離を踏みたかった。まくり、先行と脚を試せている。末脚も伸びていく感じがあったし、内に詰まらなければ、もっと勝負できた。修正点を踏まえて走りたい。(グランプリへ)一発優勝を狙って自力。判断を間違えないように」

 ②石井寛子
「(決勝で)目標達成できた。今日(2走目)もワールドクラスのメンバーと戦ってスピードを体感できた。調子はとてもいいけど、人の後ろの感覚はわからず、ずっとバックを踏んでいる感じで、なんとか3着にいけてよかった。自在に戦う」

 ③梅川風子
「太田選手の動きを把握してレースをした。したいレースの半分もできなかった。(太田の仕掛ける)リズムを崩したかったが、最後の最後で見失った。最後まで目を離さないことが大事。タイムもよくなし、脚もいいとはいえないけど、グランプリに乗りたい意思を人一倍もって臨みたい。自力」

 ④佐藤水菜
「しっかりと期待に応えて1着は上出来。いいイメージはついた。地元の平塚グランプリの切符をしっかりと獲りたい。すごいメンバーの中で、走れてうれしい。いつも一緒に練習している。梅川さん、太田りゆさんがいて小林優香さんも強い自力をもっている。その中でどう走るか、想像もつかないが、ちゃんと走れれば。感じたままに走る」

 ⑤太田美穂
「自分のレースで決勝に乗れたのは、今年一年頑張ったから。ここにくる前に師匠に会ってきた。(決勝に乗って)強くなったのをアピールできた。挑戦者の気持ちで自分のレースをできたら。ひるまずに、仕掛けたい。いけるところから頑張る」

 ⑥小林莉子
「シンプルに一番強い佐藤さんの後ろからだったので、位置取りはあれでよかった。長い距離をいっているのに、抜けないし、強いですね。すごくよくはないが、これで勝負するしかない。賞金で(GPは)難しいと思っている。自分で取るしかないなって。取れた位置から自在」

 ⑦太田りゆ
「(連勝は)上出来。めずらしく、シビアなレースもできたかなって。脚がメチャクチャいいのはないけど、レース内容はいいので、自信をもって走れる。ナショナルチームはここで勝たないと、グランプリにでることはできないし、明日はしっかりと獲りたい。自力」

小山裕哉記者

2022年11月23日 22時38分

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