今年最初のガールズケイリンコレクション ~別府競輪場~

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佐藤水菜
ワールドクラスの脚力を見せる
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昨年のGGP女王が迎え撃つ
動くタイプがそろい迫力満点の自力勝負

 第7回ウィナーズカップ“オランダ王国友好杯”は21日に最終日を迎える。9レースには、今年最初のガールズケイリンコレクションが行われる。佐藤水菜と、太田りゆは2023UCIトラックネーションズカップ第2戦カイロ大会に出場。19日夜に帰国したばかりの強行日程で参戦する。

①佐藤水菜「(ネーションズカップの)ジャカルタからカイロは間隔が詰まっていて、体調はジャカルタの方が良かった。その中でも力は出せた。疲れはあるし、昨日の夜に(成田に)着いて、寝れなかったりしたので(今日は)早くに寝たい。(2つの大会で結果を出して自信は)自分のやるべきことをしっかりとやっています。国際レースとガールズケイリンは違うので暖かい目で応援していただければ。久々のガールズケイリン。しっかりと力を出し切れるように頑張る」

②児玉碧衣「(GGPで左鎖骨骨折し)練習ではいいタイムが出てきた。その通りに走れば、問題ないのかな。乗っている感覚ではこうしたいっていうのがあるけど、ワイヤーが入っていて乗せられない。(状態は)8割くらい戻っている。(前回の)上がりタイムはフォームを見直してもまだまだ。インナーで踏みたいのに、パワーで力んで踏んでいる。自分の体の状態で自転車を乗るのに、慣れないといけない。九州なので、声援をもらえると思う。それを力に変えて頑張りたい。賞金のあせりがあるし、優勝して上位に入りたい気持ち。自力選手しかいない初めてのコレクションという感じ。隙があれば優勝を目指して頑張る」

③太田りゆ「疲れてないというのは嘘になる。時間もなかったので眠い。久々のレースになるけど、競輪祭の時にしっかり走れた。今年初めてのビッグレースでコンディションは整っていないが、頑張りたい。周りの人にそろそろタイトルっていうのを言ってもらえるのは幸せですし、自分でもそう思っている。焦ることはないんですけど、早いうちにとりたい。位置取りが悪くならないように、深く考えすぎないように自力」

④柳原真緒「小さいレースをしないように走れている。連戦が多くても、レースの感じは良くなっている。調整をしながら練習をしてきた。(GGP女王としてだが)今年、初のコレクション。世界のトップがいる中での戦いなので気負わずに走れる。好メンバーの中でも自力でやるべきことをやりたい」

⑤小林優香「7年半ぶりくらいにガールズケイリンに専念しているが、月に3本あるので調整と腰のケアをしながらですね。特別な調整はしていなくてケアが中心ですけど、直前の練習ではタイムが良かった。最初のガルコレなので優勝して1年間の波に乗れるように。勝機を見逃さずに、自力で優勝できるように」

⑥鈴木美教「前回はここに向けて試していたことがダメだったので、今回は戻してきた。調子は普通です。ここに来る前に、もがいた感じは良かった。別府は3年前になので、記憶があまりない。風が強いのかな。自在に」

⑦尾方真生「別府はバンクが重くて風も強い印象。前回は右肩に痛みが出て休んだけど、もう大丈夫です。しっかりといつも通りの練習ができたし、感触もいつも通りです。強い選手しかいないけど、自力で頑張る。」
 

小山裕哉記者

2023年3月20日 19時38分

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