今期は安定感が抜群

　川崎競輪ガールズF2が24日（金）から開幕する。ガールズはG1組が不在のため、脚力拮抗の混戦シリーズ。小泉夢菜（埼玉・122期）はメンバー中2番目の点数を保持している優勝候補の1人だ。

　9月松阪で優勝を飾るなど、今年は好成績を収めている小泉は、自信の表情で自己分析。「上半身を使えるようになった」と好調の要因を説明した。
　「上半身を使って踏めるようになったんです。今までは脚だけの力で踏む感じだったのが変わって、スムーズに自転車に力が伝わるようになりました。楽に自転車が進むようになりましたね。バタバタしなくなりました。でも、一杯になったりするとまだ上半身をうまく使えなくなってしまう時があります。まだそこは課題だけど、逆にそれができたときは成績も良いですね」

　初日6レースは徹底タイプが不在で、なかなかレースの流れが読みにくい。自分からアクションを起こせるかが、レースの鍵となっていきそうだ。
　「川崎は初めて走るんで楽しみですね。難しいレースになりそうだけど、しっかり動こうと思ってます。自力自在で、動いて自力を出せたらいいかな」

　ガールズ1期生の篠崎新純（千葉・102期）や、スタート名人の小坂知子（岐阜・104期）らを相手に、積極的なレース運びで白星を狙う。

• 選手詳細データ

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  小泉夢菜 選手埼玉・122期