佐藤水菜がガールズグランプリを初制覇! ~立川競輪場~

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佐藤水菜
ティアラを載せて賞金ボードを手に写真撮影
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左手を高々と突き上げてファンの声援に応える
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後続を突き離した1番車の佐藤水菜
名実ともにガールズ界、最強を手にした!

 立川競輪場で28日(木)から開催されている『KEIRINグランプリ2023シリーズ』は29日(金)に2日目が終了。2日目のメインレース『ガールズグランプリ』はナショナルチームに所属している佐藤水菜(神奈川・114期)が華麗なまくりでライバルたちを撃破。GP女王の称号を初めて手にした。

 【佐藤水菜(1着)】

 「正直、攻める攻めると言いながら怖気づいたけど、(お客さんに)勇気をもらって強いレースができた。グランプリは自分の力だけでは勝てないので感謝を伝えたい。(去年のグランプリで落車して)グランプリってものは現役中に獲ることはできないと思ってて、だから攻める気持ちでいってゴール前で差されるかどうかって気持ちが良い方向に動いた。悔しい思いが今回につながった。(初手は)中団が大理想。この位置にいて良いのかってぐらい良い位置だった。尾方さんがコメント的に自力を出すだろうっていうのを頭に入れていて、良い位置を譲らないように後ろをけん制して守って最善のポイントでいけた。6番手の位置に梅川さんがいたので(仕掛けて)くるのかなって。世界でも国内でも競技の方で(梅川に)やられるので。誰がきてもおかしくないし、きても自分は準備していた。バック過ぎぐらいから踏んでいきました。前が尾方さんが駆けていて、吉川さんが車間を空けていたので、自分は脚を使わずにいけるタイミングでいこうと、射程圏にはおいていた。後ろをけん制しながら届くかどうか不安もあったけど、いける位置を確保した。4コーナーを回ってビジョンで確認したら単独の先頭だった。ただ何かあるかわからないから一生懸命に踏んだ。(ゴール直後は)嬉しかった。1着でゴールした瞬間、嬉しくてすぐに(お客さんの声援に)応えた。(副賞のレクサスは)今、車を修理に出していて車がないし、乗り換えたいと思っていたので次の車が決まって良かった。(賞金の使い道は)去年、親に車をプレゼントして、今年は家をあげたので、何を上げたらいいのかな。3匹目のワンチャンが欲しいですね。レースを勝ったときに親孝行と犬にプレゼントをあげるのが原動力になっているし、支えになっている。来年、競技のシーズンが2月からで世界との差は高い壁がある。自分より若い子がスプリントで10秒2のタイムとかを出すので、コンマ1でも縮められるように。ケイリンで3つの大会で金を3つ獲れるように。オリンピックで金メダルを獲って胸を張ってガールズケイリンに帰ってきたい」

池端航一記者

2023年12月29日 18時20分

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