妹・貴子の言葉に涙！？

　3月20日、ラ・ピスタ新橋で石井寛子がガールズグランプリ2024の優勝報告会を行った。

　春分の日、東京都内は春の訪れを感じさせる天候に恵まれ、大勢のファンが新橋のSL広場に詰めかけた。14:00になり石井寛子がラ・ピスタ新橋の2Fから姿を現すと、「ひろこ～」という声や、歓声、拍手で祝福ムードに包まれる。

　トークショーではラ・ピスタ新橋の大型ビジョンに優勝したレースが映し出され、号砲が鳴る前の心境や、道中の心境を語っていく。そしてゴールの瞬間が訪れると、昨年末の感動がよみがえるように、歓声があがり、拍手が沸き起こる。石井は「何回見てもいいですね(笑い)」と、場の雰囲気は大いに盛り上がった。

　ここで、妹の貴子がティアラとマントを持って登場し、寛子はグランプリ女王にドレスアップ。貴子は「優勝した時は家で一人で見ていて、すごい叫んでしまいました。いつも練習ばかりして、努力の塊のような人なので、今回は優勝できて本当にうれしいです。みなさまのおかげです。ありがとうございます」と自分のことのように喜び、ファンへ感謝の気持ちを語った。

　この言葉に寛子は「え、泣く」と、感動で言葉が出ない。姉妹で同じ職業。今回の栄光だけではなく、さまざまなことを乗り越えてきたからこそ、理解し合えることがある。この感動のシーンをファンも共有することができた。

　寛子は最後にファンと記念撮影を行い、「ここにいる一人でも欠けていたら優勝できなかったと思います。これからもレースがダメな時もあるかと思うんですけど、ずっと応援していただけたらうれしいです。一緒に頑張りましょう。宜しくお願いします！」と締めくくった。