太田りゆが快速まくりで後続突き放し完全V! ~四日市競輪場~

photo-98882
太田りゆ
賞金プレートを掲げて記念撮影
photo-98883
太田りゆ(4番車)が圧巻の走りで後続を突き放す
尾方真生との連勝対決を制す

 3月16日に四日市競輪場でBNR 大阪・関西万博協賛(GⅢ)「ベイサイドナイトドリーム」の最終日が開催された。11Rにはガールズの決勝が行われて、太田りゆ(埼玉・112期)が最終ホームからのロングスパートで後続を突き放し完全V。4日制レースで初の優勝を達成した。

【レース経過】
スタートは畠山ひすいが出て日野未来が追うが、尾方真生が上昇すると、畠山の後ろに入る。太田りゆはこの後ろで4番手から進めたが、太田瑛美がフタをすると、残り2周では藤田まりあが尾方真生にフタをして上昇すると、尾方は1車下げて、畠山の後ろは藤田が入り、周回中から位置取りを巡って常に動きがあった。最終ホーム前の4コーナー、太田瑛美は5番手の位置から意表をつくカマシを敢行。太田りゆは前の太田瑛美の動きに瞬時に反応して仕掛ける。太田りゆは抜群の加速で2コーナーでは太田瑛美をとらえ、後続との差を広げていく。後方から尾方真生が必至にまくり上げるが、太田りゆはセーフティリードを保ち、5車身離して完勝した。

【優勝者 太田 りゆ 選手インタビュー】
「(太田)瑛美が動いたタイミングで、瞬時に体が反応してくれた。尾方選手と日野選手の並びが気になって、合されるよりかは見えない所で行った方が勝負ありかなと。ずっと100%で踏みました。みんなが見てる前に踏めたし良かった。(初の4日制だったが)競技だと、5日とか6日とか毎日たくさんレースを走るので。食事の心配もしなくていいし、朝目覚ましもかけなくてよくて、疲労も取れつつ回復していった。でもできれば3日で終わりたいですね。(今後は)まずはGIを獲ってグランプリに乗りたい。そうじゃなくても、賞金で乗れるように。(グランプリを)優勝したいというよりは、出たことがないので、まずは出れるように、自分のできることを一つずつこなせれば」

髙野航記者

2025年3月16日 22時11分

開催情報

ページトップへ