「最近の中では一番自信をもって臨める」

　2月10日から京王閣競輪場でF1ナイターガールズシリーズが開催される。今節の目玉は、ガールズケイリンの太田りゆ（埼玉・112期）。昨年9月にナショナルチームからの引退を発表し、国内の競輪に専念すると、世界と渡り合った豪脚を武器に優勝を量産。前回は大物ルーキー・仲澤春香に敗れ準Vに終わったが、今節は万全のデキで臨み巻き返しを狙う。

　「前回の決勝は大宮で直線の流さも感じなかったし、タレている感じもしなかった。相手（仲澤春香）が強かったですね。でも次は負けたくないです。ここまではしっかり練習できたし、疲れもなく追い込めた。最近の中では一番自信をもって臨める。最近はトークショーとかにも多く呼んでもらいありがたいです。それと同時に負けると自分の価値がなくなるという恐怖心はありますけどね。京王閣では負けたことがないし、今回も頑張りたいですね。初日は若い子が行けば無理にというわけではないけど、逃げも視野に入れて走りたいと思っている」

　今節は山原さくらや石井貴子（千葉）といった強豪も参戦するが、力さえ出し切れば負ける姿は考えづらく完全Vが濃厚。ナショナルチームで磨き上げた脚力で魅せるレースを披露する。

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  太田りゆ 選手埼玉・112期