太田りゆが快速まくりを披露 ~小倉競輪場~

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太田りゆ
ナショナル仕込みのスピードを発揮
初日はガールズ最速の上がりタイムを計上

 11月22日(火)に幕を開けた「第64回朝日新聞社杯競輪祭」。ガールズグランプリ2022トライアルも同時開催で初日が行われ、11レースに出走した太田りゆが新旧のナショナルチームが3人そろったレースを制した。

 「包まれた状態で、梅川風子選手が行ったときはドキドキしたけど、焦らずに自分の行けるところから行けたのはよかった。小林優香選手と仕掛けるタイミングが一緒でヤバイと思ったので、そこは全開で踏んだ」と激戦を振り返った。

 小林優香が先にまくった上をまくりで捕らえて、上がりは11秒5の好タイム。自身のガールズケイリンのベストとタイ記録で状態は良さそうだが、「タイムが出ている感じはなくて、1着を目指して全力でやった。(状態は)すごくいいわけでも悪いわけでもなく普通の状態」と、本人は好調を実感しているわけではなく、ナショナルチームで底力がアップしている。

 「気をつけることはこの1着で浮かれること。喜ぶのはここで最後にしてガールズグランプリをつかむことが目的なので、気を引き締めていきたい」と、2走目以降に向けて油断は一切なくガールズグランプリの切符を狙いにいく。

小山裕哉記者

2022年11月22日 22時04分

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