松谷秀幸が競輪祭で200勝を達成‼ ~小倉競輪場~

photo-5633
レースを振り返る平原康多(左)と松谷秀幸(右)
肌で感じた〝超一流〟の凄さ

 11月19日から始まった第61回朝日新聞社杯競輪祭の初日8レースで松谷秀幸(神奈川・96期)が嬉しい200勝を達成した。
 まだまだ自力で動くシーンの多い松谷にとって地区の違う平原康多(埼玉・87期)との連係には価値があった。8レースの号砲直後に藤根俊貴(岩手・113期)が落車するアクシデント。会場がざわめく中で、平原が取った戦法は積極策。番手を回った松谷はすごみを感じながら援護して抜け出した。
 「すごいというか、さすがですよね。あの(アクシデント)あとですから。平原は器用で何でもできるから、あのまま(打鐘で)外併走からのまくりかなって思っていたら踏み込んだので。自分も初めて番手を回らせてもらってカカリも踏み直しもどのくらいかわからずに付いていった感じですけど、本当にすごかった。もう少し巧くやれればワンツーでしたね。次また一緒に連係できるかもわからないし、今回が最初で最後になるかもしれないですし。でもまた連係してみたい」
 貴重な経験を無駄にすることなく次の勝利を求めて新たな一歩を踏み出す。 

細川和輝記者

2019年11月20日 14時02分

開催情報

ページトップへ