勝負師が強襲V
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- 的中率
- 25%
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- 回収率
- 72%
細川記者
今年最後のG1タイトルを賭けた一戦は一筋縄ではいかない。賞金争いも白熱し、1松浦は決勝に漕ぎつけた時点で無事完走できればグランプリが確定。逆に1松浦が優参したことで賞金ランク10位の9諸橋は獲るしかなくなった。
「2着でも良いって思うより、いつも通り1着を狙えばいいんだって思えば開き直れますから」と何の迷いもなくなった勝負師9諸橋が怖い。今節のここまでを振り返り決勝に賭ける意気込みを語る。
「シリーズには流れがある。共同杯の時は勝ち過ぎて(4連勝で)警戒された。今回は準決でちょっと(デキの)良さを見せちゃいましたけど、こっそり来れている。目立っていないってことはそれだけ脚を温存できているってこと。6日間は長丁場。予定通り来れましたね。(木暮が3番手を主張してきても)俺の腹は決まっていたしこの位置は追い込み屋として譲れない。(平原)康多は関東の大黒柱。その後ろをしっかり守ってこそなんで。決勝は2分戦になってレースは早く動きそう。(吉田)拓矢がスンナリ駆けても(平原)康多が早めに自分で踏まないといけなくなったらチャンスだし、もつれたらもつれたらでチャンスはある。色々な展開を想定して、勝てるイメージを膨らまして臨みます。弥彦記念から糸は繋がっているんで。最後の最後にドラマを見せたいですね」
大一番で目の色を変える9諸橋が3平原の後ろからvコースを探す。