• 立川競輪場 KEIRINグランプリ2023シリーズ12/28〜12/30


ヤンググランプリ シリーズ展望

先行力際立つ太田

太田海也

太田海也

北井佑季

北井佑季

 第119期生、第121期生のSS班候補生による一発勝負。先輩期が覇を握ることが多いレースだが、本命には太田海也を推した。自転車競技では2023UCIトラックネーションズカップで大活躍。スプリント、ケイリン、チームスプリントでメダルを獲得している。本業の競輪でも非凡なスピードを遺憾なく発揮していて、オールスター着、競輪祭➍着など連対ラッシュ。競輪祭の準決では、新山響、北井佑季らを相手に先手を奪うと、松浦悠の猛追を振り切っている。同県の山根将太も先行基本の競走だが、ここは太田に前を任せるか。

犬伏湧也

犬伏湧也

 スピードなら犬伏湧也も引けを取らない。今年はダービー、オールスター、寬仁親王牌で決勝に乗っていて、ビッグレースで機動力を猛アピール。自力攻撃に迫力を増した感がある。だが、競輪祭では一次予選を着で敗退すると、12月伊東記念の初日特選は、松井宏を突っ張って駆けるも山田久にあっさりまくられて2日目から欠場した。調子が戻れば豪快な一撃を決めてのVゲットは十分。

 スケールの大きな先行でステージを上げてきた北井にも食指が動く。まだビッグレースで決勝には乗れていないが、9月向日町記念では、上がり11秒3の好タイムで逃げ切りV。自慢のパワーを存分に発揮できれば好勝負に持ち込める。

 2023世界選手権のケイリンで、銅メダルを獲得する快挙を成し遂げた中野慎詞も有力な優勝候補だ。本業の競輪での成績は太田に譲るが、ポテンシャルの高さはかなりのもの。仕掛けがツボにはまれば主役を演じても不思議ではない。

 波乱を呼べば橋本壮史、吉田有希の茨城コンビか。徹底先行で鳴らす橋本が吉田を連れて積極的に飛び出せば、昨年準Vの吉田に好展開が巡ってくる。

出場予定選手

ページトップへ