大学時代の練習地で躍動する！

　9月の地元・青森記念、そして名古屋で開催された共同通信社杯とG3、G2とGレースを立て続けに経験した中野慎詞（岩手・121期）。前回の共同通信社杯では未勝利に終わったが、心機一転して今開催に挑む。

　「共同杯は力負けしたけど、9車立ての難しさ、競輪の厳しさを知りました。9車立てはレースをこなしていかないと攻略できないから（レースを）こなしていきたい。ただ（共同杯は）強い選手と戦えて、楽しかったですね。もっとしっかり（自分が）戦えたら面白い」と前回を振り返った。

　「終わってからは1週間、オフをもらった。（共同杯での）疲労があったので、ほぼ練習はしていないけど、少しだけ競技用の自転車には乗った」とリフレッシュしてきた様子。

　「立川はデビュー3場所目にA級1、2班戦へ特別昇班して以来。雪が降ったイメージが残っているけど、（早稲田）大学時代にここで練習していたので」と2月以来の当所戦になるが、学生時代に研鑽を積んだ場所でもあるだけに問題ないだろう。

　「気持ちを新たにしっかりと勉強しながら勝ち上がっていけるように」と前回を引きずることなく前を向いている。予選メイン（11R）を飾るに相応しい圧倒的なレースでファンの期待に応えてくれることだろう。

• 選手詳細データ

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  中野慎詞 選手岩手・121期