中野慎詞が松井宏佑とのナショナルチーム対決に臨む ~立川競輪場~

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中野慎詞
気を引き締めて準決勝に臨む
初日は快勝も内容を反省

 9月28日(水)立川競輪F1シリーズの初日。予選のメイン11レースを任されたスーパールーキーの中野慎詞(岩手・121期)が注目を集めながらも、2角からの豪快なまくりで後続を突き離し白星発進を決めた。

 圧倒的な力を見せてレースを終えた中野だが、検車上に引き揚げた姿は納得のいかない様子だった。
 「4番車の煽りがあってひるんでしまった。行かなきゃ行けない所で行けてない。勝つことも大事だけど、9車(立て)を想定したレースをしていきたい」と挙げた反省点はこれから戦う上位でのレースを見据えており、結果だけでなく内容にもこだわっている。

 29日の準決勝は最終12レースに登場。ナショナルチームで切磋琢磨しあう松井宏佑との注目の初対決となる。 
 「松井さんはナショナルで一緒だし強いのは知っている。脇本(勇希)さんも強いし、2人とも先行力があるので、しっかり勝てるように走りたい」。

 世界クラスのスピード対決を制して、連勝で弾みをつけて決勝へ進むべく闘志を燃やす。

髙野航記者

2022年9月28日 19時13分

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