高木真備が女王を破り権利を獲得! ~岐阜競輪場~

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高木真備
小倉競輪祭で車体検査後に取り囲む取材陣に笑顔を振りまく高木選手
昨年末から負けなしの12連勝

 1月19日から岐阜競輪場で行われていたのガールズコレクションのトライアルレース決勝で高木真備(106期・東京)が女王の児玉碧衣(108期・福岡)を破り、『ガールズケイリンコレクション2020静岡ステージ』の切符を掴み取った。
  
 レースは正攻法に構えていた奥井迪が打鐘から徐々にピッチを上げて主導権。小坂知子に追い上げられた児玉碧衣は一車下げて最終ホームから巻き返しを狙ったが、3番手の位置でタイミングを計っていた高木真備が合わせて捲り出る。逃げる奥井迪の真後ろにいた細田愛未が気配を察知して2コーナーから踏み込むと3車併走の一番外になった児玉は浮かされて苦しい展開に。細田に合わされた高木は対照的に冷静で、半車下げて細田を追走する形から2センターから再び踏み込み直線で突き抜けた。
 
 レース直後の優勝インタビュー
 (インタビュアー)優勝です
(高木)やっと岐阜で優勝できてうれしいです。
 (インタビュアー)初手の位置は
(高木)できるだけ前を取れたらと思っていたので、前の方を取れてよかったと思っています。
 (インタビュアー)警戒していた所は
(高木)児玉さんが飛んでくるかなと思って突っ張ろうと思って車間を切っていました。
 (インタビュアー)合わせ切る脚があったということですね
(高木)何とか合わせられて良かったと思っています。
 (インタビュアー)完全優勝で、コレクションの権利も手にしました
(高木)出場したかったのですごく嬉しいです。
 (インタビュアー)最後にファンの方へ
(高木)連日たくさんのご声援ありがとうございました。みなさんの声援のおかげで優勝できてすごく嬉しいです。コレクションに向けてしっかりまた頑張るので応援よろしくお願いします。

 2着には脚を溜めていた鈴木美教(112期・静岡)が強襲して高木真備と共に静岡ガールズコレクションの権利を手にした。なお3着の細田愛未は残された2開催のトライアルシリーズの結果待ちとなる。

細川和輝記者

2020年1月22日 15時00分

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