共同通信社杯 決勝並び速報 ~伊東競輪場~

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松浦悠士
己の信念を貫き単騎でナショナルチームに挑む
九州勢以外は単騎の戦い

 9月21日(月)に伊東競輪場で第36回共同通信社杯の決勝戦が行われる。
 20日に準決勝3個レースが行われ、ナショナルチームをけん引する新田祐大、脇本雄太の両雄がきっちりと白星を挙げ、最終レースは抜群の安定感を残す松浦悠士が勝ち切った。決勝メンバーは、S班からは準決勝で1着を取った3名のみで九州地区から4名進出と新鮮な顔ぶれに。

 注目の決勝の並びは
 ③山崎賢人ー⑤山田英明ー⑥中本匠栄ー⑧園田匠
 と九州は一枚岩となり結束し、
 ①新田祐大、②脇本雄太、④岩本俊介、⑦松浦悠士、⑨吉澤純平の5名は単騎での戦いを選択した。


 松浦悠士はこれまで戦ってきた己のスタイルと、ファンが求める〝競輪〟とは何かを考えて単騎でナショナルチームに挑む。
 「脇本さんは魅力的な選手ですし、僕個人のことだけ考えるのであれば付けたい気持ちがないわけじゃないですけどね。今までずっと〝日本の競輪〟対〝ナショナルチーム〟でやってきた。脇本さんに付けて抜いたとしてもそれでは勝ったことにならないと思っているので。もちろん、車券に貢献することが一番大事ですけど、ただ勝つだけじゃなくて、見ているファンが楽しめるレースを意識して戦っていきたいと思っているので。難しい戦いになるのはもちろんですけど別で戦って勝ちたい。新田さんも今回はかなりフォーム改善をしているみたいなので脇本さんだけじゃなく、しっかりと警戒ないといけないと思っています」
  

細川和輝記者

2020年9月20日 17時25分

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