【速報】立川記念決勝の並びが決定 ~立川競輪場~
S班3名が揃い踏みで火花を散らす
令和3年1月4日(月)に幕を開けた立川競輪開設69周年記念『鳳凰賞典レース』は7日(金)に決勝戦を迎える。関東地区をまとめ上げる平原康多(87期・埼玉)、大会3連覇を目指す清水裕友(105期・山口)、平塚グランプリの悔しさを今大会にぶつける郡司浩平(99期・神奈川)と、S班3名がしっかりと勝ち上がり決勝で激突。注目の並びは以下の通り決まった。
⑤鈴木庸之-⑦平原康多-①鈴木竜士
②郡司浩平-⑨内藤秀久-⑥近藤保
③清水裕友-④桑原大志
⑧坂本健太郎
平原康多は初日特選を自力で戦い郡司浩平、清水裕友らのS班をまとめて封じたが、決勝戦では、競輪祭決勝以来で鈴木庸之に前を託す。
「3日間とも展開が違うのでなんとも言えないですけど、しっかりと動くべき所で仕掛けられている。(準決は)村上(義弘)さんにブロックを貰いましたけど、脚を使っていた割に自転車は出ていると思います。(鈴木)ノブはいつも頑張ってくれるし、今は自信を持って走っている。ノブが勝てるように走ってくれれば自分たちにもチャンスはある」
準決で自転車を乗り換えた清水裕友は白星を手に大会3連覇を目指して決勝に挑む。
「(準決は)前は嫌だなって。取れた位置から自分で行けるところでって感じでしたね。本当は力でねじ伏せられれば一番いいんでしょうけど、そうも言っていられない。今のデキを考えて組み立てはしっかりしないとって。鈴木さんはこの重いコンディションの中でカカっていたし、3着に粘っているので強かった。自分が本当に悪ければ飛んでいる展開だったと思うので、乗り越えられたってことはいいのかなって。自転車を戻して正解ですね。なんとか決勝に乗れたので3連覇のチャンスは残っている。しっかり狙って頑張りたい」
2日目、3日目と積極策を敢行して決勝へと駒を進めた郡司浩平の仕上がりも良い。
「(準決は)スタートは様子見って感じでしたけど、誰も出なかったので受けて立たないといけないって覚悟を決めて。一回踏んで出させて叩いたので最後までは踏み切れなかったですけど、今日が一番、寒くて重い中で粘れている。ライン3車で決められて決勝も3車で戦えるのでラインを生かして戦いたい」
『鳳凰賞典レース』決勝(12レース)の号砲は16時40分に鳴る。エンジョイサイトの締め切り時間は発走5分前の16時35分。2021年初めのグレードレースを制するのは果たして…。
2021年1月6日 18時20分
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選手詳細データ
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平原康多 選手埼玉・87期