山口拳矢がルーキー対決を制す! ~大垣競輪場~

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山口拳矢
花束を手にガッツポーズ
抜群のレースセンスを発揮

 3月14日(日)に大垣競輪場でルーキーチャンピオンレースが行われ、地元の山口拳矢(岐阜・117期)が直線で鮮やかに抜け出してV。見事地元ファンの期待に応えた。

 レースは赤板の1センターでラインを組んだ鈴木陸来(静岡・117期)と寺崎浩平(福井・117期)が落車するアクシデントが発生。打鐘で単騎の菊池岳仁が先頭に飛び出すとそのままペースを上げて主導権を握る。番手に入った松本秀之介(熊本・117期)が最終バックからまくり上げて、マークした松岡辰泰(熊本・117期)が4コーナーで外を踏み込むも、その後ろをキープしていた山口が更に外を鋭く突き抜けた。
 「しっかり期待に応えられて良かったです。全員が単騎のレースより競輪っぽくなるかなと思っていたので、中部の先輩にいろいろ聞いて作戦を考えた。風も強いし、変にごちゃごちゃ動くより一発って思っていて、その通りになりました。今回でちょっと勝負強さは見せられたのかなと思います。今後はもっとデカい舞台で戦えるように頑張りたい」

本吉慶司記者

2021年3月14日 16時01分

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