神山拓弥が連日の自力戦で決勝に臨む ~京王閣競輪場~

photo-28200
神山拓弥
今シリーズは自力戦でアピール
photo-28201
下井竜
将来有望な大型先行選手
A級決勝戦は下井竜が別線を一蹴するか

 6月1日から京王閣競輪場で開催されているF1ナイターシリーズは3日に決勝戦が行われる。S級決勝戦は連日の自力戦で大いにアピールした神山拓弥(栃木・91期)が、三度で芦澤大輔(茨城・90期)を背に自力戦を決意した。

 準決勝を終えた神山は「初日に先行した分、準決勝は感じ良く踏めました。ただ芦澤さんに任せてもらったのに自力を出せなかったのは悔いが残りますね。自分は追い込みなんですけど、こういう(目標がいない)状況の時にどうやれるかだし、自力選手のありがたみやキツさが今開催で感じたし刺激も入りました。決勝戦も自力で頑張ります」と連日、自分で動いたことで新たな発見もあったようだ。

 A級決勝戦は大型先行選手として注目を集める下井竜(三重・117)が連日の逃げ切りで無傷の勝ち上がり。決勝戦を前にして「いつも予選、準決は自分のスタイルを貫いている。京王閣は今回が初めてでしたけど、風が強くて重いですね。決勝戦はその辺も計算して優勝できるように仕掛けます」と初の当所でVを誓ってくれた。

 S級決勝戦は11レース(20時30分発走)、A級決勝戦は10レース(19時58分)に発走される。両選手の『自力戦』に期待したい。

及位然斗記者

2021年6月2日 20時16分

開催情報

ページトップへ