激戦必至の両決勝 ~青森競輪~

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山本紳貴
抜群のレース内容で勝ち上がり
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木村佑来
決勝も出し惜しみはしない
誰が勝ってもおかしくない

 青森ミッドナイト競輪「¥JOY×プロスポーツ杯」は22日(木)に最終日が行われる。チャレンジ、1、2班戦の決勝はともに実力者が多数勝ち上がり激戦必至だ。
 A級1、2班はシリーズリーダーの山本紳貴(千葉・107期)が1着、2着で危なげなく優出。初日特選を鋭い伸びで制し「久々のA級で、しかも初めての初日特選。それで今期一発目を1着スタートできたのはホッとした」と笑顔も垣間見れた。さらに、準決勝は果敢な先行策で別線を完封。「いつでも先行していいと思って走っている。ライン3人でワンツースリーまで決められたのは嬉しい」と力の違いを示した。今期初優勝を狙う山本のリズムは最高潮といって良いだろう。

 チャレンジ戦は119期の新人3名が順当に決勝進出。養成所ではHPD教場にも選出された木村佑来(宮城・119期)は、本格デビュー戦だった7月京王閣からの連勝を5に伸ばした。優勝を飾れば、次回は特班がかかるが「連勝(での特班)は一応目標にはしていますけど、何もせずに最後にまくり追い込むような競走はしたくない。内容も求めて走りたいし、積極的にいく」とあくまでも内容重視の競走にこだわる。「田口(勇介)さんは在所時代から強いし、邊見(祐太)さんも実力を付けている。かなりキツいメンバーだと思っています」と、油断は一切なく、決勝も全力投球を誓った。

 なお、チャレンジ決勝8Rは23時10分。A級1、2班決勝9Rは23時30分発走予定。エンジョイサイトでの投票締め切り予定時刻は発走の5分前を予定しております。

熊谷洋祐記者

2021年7月22日 00時42分

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