北日本勢が牙城を守る ~青森競輪~

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木村佑来
決勝も臆することなく風を切るつもりだ
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照井拓成
絶好のチャンスを生かし切れるか
3車で強力布陣を形成

 青森ナイター競輪ガールズF2は、9日に最終日が行われる。A級1、2班の決勝戦は、3車で結束する北日本勢が強力布陣。地元地区の牙城を守るべく、一致団結して他地区を迎え撃つ。

 119期の有望株である木村佑来(宮城・119期)は、2日連続で突っ張り先行。2日間別線に全く出番を与えずに、先行選手としての役割を全うしている。決勝も、自分のスタイルを崩すつもりは一切ない。
 「アップ中は引いてカマシでもいいかなと思っていたんですけど、照井さんにスタートを取ってもらってますし、後ろに2人付いてくださってることを考えたら、今日(準決勝)も突っ張った方がいいと思いました。昨日よりも風が強かったのできつかったですね。でも、連日早目から仕掛け切れている。ここまで来たら、決勝も勝ちにこだわり過ぎずに出し切るレースをしたい」
 準決勝で木村を差し切った照井拓成(115期・岩手)が、決勝も再度、木村の番手を回る。まだまだ番手としての経験は浅いだけに、準決勝のレース後は反省も忘れない。初の地元優勝へ向けて、お膳立ては整った。
 「木村君の頑張りに尽きます。すぐ後ろに大利(航平)さんが入ったのが分かって焦ってしまいました。突き抜けまであるんじゃないかと思って。仕事をしたかったけど、下手過ぎましたね。勉強していかないと。決勝は緑川(修平)さんが後ろを固めてくださるし、しっかり頑張りたいです」
 別線も一筋縄ではいかないメンバーだが、地元地区の好連係に期待したい。

熊谷洋祐記者

2022年5月8日 21時28分

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