シャイニングスター賞の9名が決定 ~いわき平競輪場~

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松浦悠士
同県の後輩をリードして予選2で白星をゲット
再び強敵に立ち向かう

 いわき平競輪場で行われている第64回オールスター競輪は3日間に渡る激しいポイント争いが終了。準決勝へフリー切符となる『シャイニングスター賞』に出場する9名が決定しドリームレース並みのハイスピードバトルを繰り広げる。
 
 ドリームレースで8着に大敗した松浦悠士(98期・広島)であったが、一次予選2走目で同県の町田太我を目標に抜け出して13ポイントの上乗せに成功。見事に『シャイニングスター賞』への切符をつかみとった。
 「ドリームレースで8着を取ってしまった時点で、1着しかないと思っていました。でも(ライバルとの点数勝負次第となるため)シャイニングスター賞に乗れるとは思っていなかったので良かったです。めちゃくちゃカカっていましたし町田君が強かった。誰もまくれない感じでしたし、車間を空けてと思って。でも練習ではもっと強いしまた上で連係したいですね。ドリームレースである程度把握はできたので。めちゃくちゃ強い(笑)だいぶ劣っている感じですね。深谷さんも仕上がってますけど、新田さんも強い。古性さんと自分で巧くかき乱せれば。ドリームレースよりも感じは良かったですし、(町田の)番手回りで一日休めたのは大きい。小松島記念は全部、自力でしたけど、サマーナイトは全部、番手回り。3日間終わって疲れの感じがだいぶ違っていたので。今回は3週間くらい空いて練習もできましたしリフレッシュもできた。詰まっていると追い込み過ぎてストレスもたまる。今回休みを入れながらこれたので。前検日の感覚が一番良かったのでそこに近づければ」

 修正能力と競輪IQの高い松浦悠士なら同じ負け方は繰り返さないだろう。世界レベルのスピードを誇る新田祐大と深谷知広が相手でも、抜群のレースセンスで翻弄して確定板入りを目指す。 
 

細川和輝記者

2021年8月12日 21時42分

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