『北条早雲杯争奪戦』が開幕 ~小田原競輪場~

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松井宏佑
責任感を持ってシリーズを戦い抜く
地元のエースとして初日から奮闘

 8月26日(木)から小田原競輪場を舞台に開設72周年記念『北条早雲杯争奪戦』が幕を開ける。S班の郡司浩平がオールスター競輪に引き続き欠場となり、前検日当日に和田真久留がまさかの欠場。地元の両エースを欠いた今シリーズは松井宏佑(神奈川・113期)にかかる期待は今まで以上に大きいだろう。初日から熱い想いをレースにぶつける。

 「本当は(郡司)浩平さん、(和田)真久留さんと頑張るつもりで準備していたんですけど…。気づいたら一人になってしまいました。2人の大きな穴を少しでも埋められるように頑張らないと。今回は自分が獲りに行くつもりで4日間、戦いたいですね。前回のオールスターはいいレースはできたと思いますけど、脚だけじゃ勝てないことを思い知らされました。脇本(雄太)さんや新田(祐大)さんは脚もあるしレースも巧かったです。でも一緒に戦って勉強になったこともあるのでそれを今回に生かしたい。深谷さんと3人でまとまって頑張りたかったですけど、深谷さんも自力選手なので。深谷にさんに『番手を回ってもいいよって」言われましたけど、今の自分が回るわけにはいかないので。僕も自力で戦いたい。別になってしまいましたけど、しっかりと戦いたい」

 69周年、70周年で大会を連覇している郡司浩平と、前年度覇者の和田真久留を欠いた地元勢を引っ張っていくのは松井宏佑しかいない。S班3名に加え初日は敵で戦うこととなった深谷知広が相手でも自慢のダッシュで存在感をアピールする。

細川和輝記者

2021年8月25日 15時29分

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