『金鯱賞争奪戦』のベストナインが出揃った ~名古屋競輪場~

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松浦悠士
S班として別線の前に大きく立ちはだかる
S班の松浦悠士がピンチを凌いで決勝進出

 3月6日(日)に名古屋競輪場を舞台に『金鯱賞争奪戦』の決勝戦が行われる。S班松浦悠士は準決で後方に置かれる苦しい展開を凌いでしっかりと決勝進出を決めた。仕上がり良い眞杉匠や69周年の大会覇者でもある渡邉雄太も決勝へと勝ち上がってきた。注目の並びは以下の通りに決まった。
 
 ①松浦悠士-⑨小川真太郎

 ②東口善朋
 
 ③渡邉雄太-④内藤宣彦
 
 ⑤眞杉匠-⑦阿部力也ー⑧伏見俊昭
 
 ⑥高橋和也
 
 中四国勢はS班の松浦悠士が前回りを決意。準決と同様に小川真太郎を援護役に別線攻略へ集中力を研ぎ澄ませる。
 「自分としては真太郎の気持ち次第って思っていたので。『前で頑張らせてください』って感じなら任せましたけど、後ろを回りたい感じだったので。だったら自分でしっかりと動こうと決めました。準決はかなり苦しくて正直、ワンツーが決まったことが信じられない感じですね。前のカカリも良かったですし。なんとか届いたって感じですけど、調子自体は良いのかなって。眞杉君には向日町記念の準決で負けた記憶が残っているので今度は勝ちたいですね。しっかりと仕掛けて自分か真太郎君のどちらかが優勝できるように頑張ります」
 初日特選でも眞杉に先着を許してしまっている松浦は同じシリーズで2回連続で敗れるわけにはいかないだろう。抜群のレースセンスと持ち前の機動力を発揮してS班の意地を見せる。

細川和輝記者

2022年3月5日 19時35分

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