宇都宮記念決勝戦コメント ~宇都宮競輪場~

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鉄の結束で関東の牙城を守る
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松浦悠士
関東勢撃破へ策を練る
栃茨勢は3車で結束

 開設73周年記念宇都宮ワンダーランドカップ争奪戦は、22日(日)に最終日を迎える。決勝のメンバーは以下の通り。
 
 ⑤眞杉匠-⑧金子幸央-①吉田拓矢

 ⑨中川誠一郎-②中本匠栄-⑥坂本健太郎

 ③松浦悠士-⑦小倉竜二

 ④大槻寛徳(単騎)

 1番車 吉田拓矢「眞杉君を駆けさせてまくるのは厳しいだろうし、僕か、恩田さんのところが狙われると思って覚悟を決めて走っていました。昨日(2日目)迷惑を掛けているので、1着が取れて良かった。体と自転車がマッチしていない気がするので、自転車を微調整したい。自分は茨栃を大事にしたい。3番手の競走は初めてだけど、しっかり固めていきます」

 2番車 中本匠栄「中川さんのおかげです。2コーナーで古性君が仕掛けてきたのが見えて、けん制して坂本さんも張ってくれて(古性君の)タイミングが遅れてブロックしやすくなった。タイミングが良かったですね。たまたまですけど。合志(正臣)さんにセッティングをみてもらって断然良くなった」

 3番車 松浦悠士「2センターで取鳥君の後輪が滑ったので、狭かったけど内にいった。バンクも昨日(2日目)よりも重かったけど、グリップが効いている感じで大丈夫でした。眞杉君には初日にやられてますからね。同じように負けるわけにいかないっていうのもあるので。自力自在です」

 4番車 大槻寛徳「ハンドル幅が狭かったのを少し広くして、部品を変えた。昔に戻した感じなんですけど、それがいいですね。ヨコはまあ流れの中でって感じです。何でもやっていきます」

 5番車 眞杉匠「連日、日に日に良くなっていってますね。高校生のときにアマチュア育成会に声をかけてくれたのが金子(幸央)さん。デビュー前からお世話になっている人の前で走れるので、いつも通り積極的にいきたい」

 6番車 坂本健太郎「1着まで狙っていたけど、甘かったですね。あの展開で抜こうと思っているのは、わりと良い。調子もまずまず。今回はラインに助けられていますね」

 7番車 小倉竜二「阿部(将大)君とは一緒に走ったこともあるし、レースを見てもセンスのある選手だと思ってた。3コーナーで吉田君を持っていっていたし、もうちょっとで(番手を)取り切る感じだったね。先行している分きつかったんだろうけど。初日は重かったけど(新しい)フレームにも慣れてきた」

 8番車 金子幸央「地元記念の決勝は初めてなのですごいうれしい。ここまできたからやっと優勝を目指すって言葉を言える。ついに眞杉君と初めて連係できる。それが地元記念の決勝とはまさかですよ。感慨深いですね。吉田君に番手を回らせてもらったからには頑張らないといけない」

 9番車 中川誠一郎「切った時点で9割(先行する)腹を括った。今日(3日目)は脇本(雄太)スタイルでいくと決めていたので、シッティングで踏み上げた。展開が向いて良かった。今日は良かったですね。2日間は良くなかったですけど。展開が向いて良かった。3車でピリッとしましたね」

熊谷洋祐記者

2022年5月21日 18時54分

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