第31回寬仁親王牌が明日開幕 ~前橋競輪場~

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平原康多
昨年度の弥彦開催の覇者
初日のメインは昨年末のGPと同じメンバーが激突

 10月20日から23日にかけて「第31回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント」が前橋競輪場で行われる。
 
 当大会はアジアで初めて開催された「世界選手権自転車競技大会」を記念して「世界選手権自転車競技日本大会特別記念レース」がルーツとなっており、全プロの参加選手と、自転車競技で実績を残した選手を中心となり出場メンバーが決定される。

 しかし、コロナ禍の影響で全プロの競技は今年も中止。初日に行われる「日本競輪選手会理事長杯」は昨年のグランプリを戦ったメンバーが顔をそろえた。

 注目されたのは、同じ並びとなるか、否か、だったが、以下のように決まり、グランプリのリベンジマッチは違う形での戦いとなった。

 ①古性優作-⑨守澤太志(GPは単騎だった古性だが今回は守澤が連係)
 
 ⑧吉田拓矢-⑥宿口陽一-②平原康多(GPと同一の並び)

 ③松浦悠士-④清水裕友(GPと逆の並び)

 ⑤郡司浩平-⑦佐藤慎太郎(GPと同じ連係だが3車から2車)

 古性に付けることになった守澤太志は「慎太郎さんと話して古性君へ。古性君の走りは見ていて素晴らしい選手。しっかりした選手だし、番手を回りたいと思っていた。3番手が嫌とかではなく、悩んだけど、グランプリと同じなのか、違うのかも考えたし、つけることで面白くなるとも思いました」と語った。

 ディフェンディングチャンピオンの平原康多は名古屋の共同通信社杯の決勝で落車。状態が気になるところ。「ケガは大きなモノではなくてすぐに練習はできました。間隔はちょっと空きすぎたくらい。状態的には名古屋の時と変わらないくらいだと思う」と自己ジャッジでは問題はなさそうだ。

小山裕哉記者

2022年10月19日 19時00分

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