開設73周年記念『ゴールドカップレース』が開幕 ~京王閣競輪場~

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平原康多
関東の大黒柱が栃木の若手2人を好リード
関東4車の結束力を示して別線を迎え撃つ

 10月29日(土)から京王閣競輪場で開設73周年『ゴールドカップレース』が行われる。今シリーズはS級S班が3名参戦するほか、寛仁親王牌を制して史上4人目となるグランドスラムを達成した新田祐大も中心となりシリーズをけん引する。初日特選は4車ラインを形成した関東勢が他地区を迎え撃つ。前回大会覇者の平原康多(埼玉・87期)は迷うことなく栃木両者に前を託して3番手からチャンスをうかがう。
 「(関東の並びに関しては)眞杉にも坂井にもお世話になっているので。前橋の初日はちょっとわからなかったんですけど、2日目以降は前橋の走り方が馴染んできました。中4日はハードにやった時も休んだ時もあって、調整はしてきた。京王閣は(3、4年前から行われている施設改修で)建物がなくなってから風向きが変わったのでそういう所を克服していきたい」
  
 昨年当所のダービーでG1初優出を果たすなど、バンクとの相性抜群の眞杉匠(栃木・113期)が4車ラインの先頭で奮闘する。
 「前回の前橋は久々のレースっていうのもあってレース勘も良くなかったですけど、ちょっと感覚もイマイチでしたね。(2日目は)まくりで一回勝てましたけど、それ以外は全然ダメだったので。中4日ですけど宇都宮でバイク誘導をしてもらったり練習はできたので。どれだけ修正できているかは走ってみてからじゃないとわからないですけどしっかり頑張ります」
 
 自力自在の総力戦を示唆する古性優作やスピード抜群の新田祐大らも手強いが、関東がラインの結束力を示して各々の位置で役割を果たして別線を迎え撃つ。

細川和輝記者

2022年10月28日 17時15分

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