先行力に磨きをかける北井佑季がシリーズをけん引 ~青森競輪場~

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北井佑季
迫力満点の仕掛けでレースを支配する
無尽蔵のスタミナを誇り過密スケジュールでも不安なし

 7月2日(日)から青森競輪場でF1ナイターシリーズが幕を開ける。高松宮記念杯から中4日で久留米記念を走り、中3日で今シリーズを迎える転戦組が多く、互いの力量はすでに把握済み。競走間隔も詰まっており、そろそろ疲れが出てもおかしくないが。北井佑季(119期・神奈川)は元気いっぱいに前検日入り。持ち前のパワーを発揮してシリーズを盛り上げる。
 
 「前回の久留米の前もレース間隔が詰まっていましたけど、しっかりと練習していきましたし、今回も中3日ですけど3日間ともしっかりと練習してきました。疲れは問題ないですね。競走間隔が続いているほうが好きなので問題ないです。9車立てが2場所続いて、久々の7車立てになりますけど、しっかりと出し切れるように」
 
 北井佑季の目指すべきステージは特別競輪の決勝。一戦も無駄にすることなく課題を持ってレースの幅を広げている。
 「高知の全日本選抜で準決勝まで勝ち上がれたので、平塚のダービーはダメでしたけど岸和田(高松の宮記念杯)は決勝にって思って臨んだんですけど準決勝で負けてしまいました。悔しかったですけど次は決勝に乗れるように。今回の次はサマーナイトがあるので。しっかりとそこに向けて弾みを付けられるように頑張りたい」
 
 初日特選は前回久留米の最終日にも好連係を決めている同県の小原太樹とのタッグ。強い気持ちで攻め切り別線の抵抗を退ける。

細川和輝記者

2023年7月1日 16時29分

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