富山競輪開設72周年記念『瑞峰立山賞争奪戦』が開幕 ~富山競輪場~

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松浦悠士
大会2Vの実績を誇る相性良いバックで躍動する
前年度覇者の松浦悠士が登場

 8月3日(木)から富山競輪場で開設72周年記念『瑞峰立山賞争奪戦』が幕を開ける。前年度覇者でもあり68周年大会も制している松浦悠士(98期・広島)が今年も参戦する。サマーナイトフェスティバルで3連覇を達成した勢いそのままにシリーズをけん引する。

 「サマーナイトの決勝では念願が叶って脇本さんと連係できましたけど、まだまだ自分の未熟な部分を感じましたね。富山は短走路の中でも踏み応えが良くて走りやすいバンクですね。相性も良いですし。去年は結構風が強かった印象ですけど、前検日に乗った感じはそこまでじゃなかったですね。直前に犬伏(湧也)君と玉野に行って地元の河端(朋之)さんたちと練習をしてきたんですけど、自分の限界を超えるスピードだったんでかなりしんどかったですね。今回は疲れというかダメージが抜けてくれれば」
 
 前回のサマーナイトでは精彩を欠いてしまった印象の新山響平(107期・青森)だが、オールスター競輪に向けてハードなトレーニングを積んできており、変わり身を狙っている。
 「前回は初日から要所でミスもありましたし、あまり良くなかったですね。終わってからはオールスターに向けて7月は追い込むと決めていたので。結果的に8月1日まで追い込む感じになりましたけど。徐々に疲れが抜けていって決勝を迎えられれば」
 
 郡司浩平(99期・神奈川)は前回のサマーナイトフェスティバルはまさかの未勝利に終わってしまったが、現状を受け止めて次のオールスター競輪を見据えている。
 「前回が終わってからオールスターまで空いていましたし、ちょうどよい所で追加が来たので。追加を受けるのは久々ですけどオールスターに向けていい感触をつかめれば。(前回の初日は単騎戦で難しさもあったが)最終日は自分なりにいい感じに駆けたつもりなんですけど、まくられてしまったので。周りも強くなってきているなって感じますしもっと脚力を上げていかないとですね」
 

細川和輝記者

2023年8月2日 15時51分

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