北井佑季が『平安賞』を制す ~向日町競輪場~

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北井佑季
表彰式でマスコットのムコリンムッチーと一緒に記念撮影
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番手から迫る佐藤選手を1車身差で振り切ってゴール線を通過
抜群のカカリと強靭な踏み直しで初の記念制覇を達成

 9月3日(日)に向日町競輪場で行われた開設73周年記念『平安賞』の決勝は北井佑季(119期・神奈川)が打鐘から一気の仕掛けでレースを支配。別線の巻き返しを許すことなく、S班の佐藤慎太郎を振り切って記念初制覇を達成した。

 号砲と共に尾形鉄馬が飛び出して太田竜馬を迎え入れる。坂井洋が前中団に構え、北井佑季は後ろ中団に。3車揃った地元勢が後ろ攻めとなり周回を重ねる。山田久徳が青板周回バックから上昇を開始すると坂井洋も合わせて動き前団を窺う。山田久徳が残り2周で坂井洋の上を押さえて先頭に立って流すと、前団の様子を窺っていた北井佑季がじわっと上昇していき打鐘から一気のスパート。3番手に飛びついた山田久徳であったが最終ホームまでに前との車間が2車身ほど空いてしまう。6番手の位置にいた坂井洋が最終2コーナーからまくり上げたが、村上博幸の横で止まってしまう。最終4コーナーで力強く踏み直した北井佑季が番手から追い込みを狙った佐藤慎太郎を振り切って1車身差をつけたままゴール線を一番に駆け抜けた。

 【北井 佑季(1着)】
「(ゴールしたあと下を向いていたが)涙が出そうでしたけど、涙を流したらここで満足してしまっているようなんでこらえました。(赤板で先に切った)地元勢が出させてくれる感じだとは思っていませんでしたし、地元なので突っ張ってくるかもって考えてはいました。後ろを気にしながら、3番手に山田君が入っているのはわかりましたし、その後ろに坂井君、太田君もいてカマしてくるかもって。ちょっと引き付けながら、巧く回しながら。(先頭に立ってからは)2角でまくりに(来ても)合わせられるようにっていう感じで。素直に1着を取れたのは嬉しいですけど、北日本の追い込みが3人いて、S班の慎太郎さんに選んでもらったので感謝の気持ちで。単騎になってもおかしくなかったですし。今年中に記念を優勝するっていうのをモチベーションにやっていたので。周りに獲れるって言われているうちにとらないと獲れないって言われていたので。狙いに行くレースじゃなく、思い切りのいいレースをして結果が付いてきたことは嬉しいですね」

細川和輝記者

2023年9月3日 18時08分

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