地元の浅井康太がV ~四日市競輪場~

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浅井康太
優勝カップを手にガッツポーズ
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浅井康太
ファンの大歓声に手を挙げて応える
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後続を振り切った②浅井康太がトップでゴールを通過
脇本雄太を合わせてまくりで制した!

 11月12日(日)に四日市競輪開設72周年記念『泗水杯争奪戦』GⅢの決勝戦が行われ、地元のエース・浅井康太(三重・90期)が2コーナーから鋭い仕掛けで制覇した。6月の大垣記念以来、通算通算33度目のGⅢ制覇となった。

 レースは打鐘前まで動きはなく、打鐘過ぎにスタートで後ろ中団を取っていた坂井洋が一気のカマシで主導権。前受けしていた小川真太郎が飛び付いて3番手に入り、浅井康太は6番手で脇本雄太は8番手となり最終ホームを通過。浅井は1コーナー目掛けて反撃に出た脇本に合わせて2コーナーからまくり発進。脇本を合わせ切り、好スピードで前団に迫ると直線に入った所で逃げる坂井を捕らえて後続を振り切りゴールした。

 「スタートで小川君が前を取って、僕らが中団で、ジャンであまりにも緩んでるとか、内が大きく空いてたりしたら、ドカンと仕掛けて先行しようっていうのは2%ぐらいは考えていました。結局イチかバチかのレースになるし、2%でもその気持ちがあるから行けたんだと思う。坂井君が行ってから、ペースに入れたんですよね。そこで脇本の反応を見る余裕があった。それと、坂井君がかなり掛かってた。僕がまくれてなくても、下手したら脇本はまくれてなかったかもしれない。それぐらい坂井君が良い先行だった。最後まで踏み切れたのも勝因ですね。2日目のレースで、(脇本に)離れたけど最後まで踏み切れた。その感覚と、今日(最終日)がすごい似ていたんです。反省点を踏まえて走れた」

池端航一記者

2023年11月12日 21時28分

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