浅井康太が500勝達成 ~岸和田競輪場~

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浅井康太
節目の1勝を機にタイトル獲得へまい進
男子選手では53人目の達成

 6月12日、高松宮記念杯の2日目第2レースで浅井康太が1着となり500勝を達成。通算500勝達成は、2024年6月3日に達成した北津留翼選手(福岡・90期)以来通算53人目の記録となります。05年7月のデビューから約19年での達成となった。

 武雄記念の二次予選で1着を取ってリーチをかけてから9レース目での勝利だった。「あと1勝っていうので勝たないといけないプレッシャーになっていたので、これを機に一戦、一戦、戦っていきたい」

 5月のダービーで二次予選1着の後にゴール後落車をしており、近況はその影響も残っていた。「脚が動かなかったけど、肋骨も治ってきて少しずつトレーニングができて良くなってきました」と上積みを実感。

 「(藤井が)まくりにはなったけど、このメンバーで先行選手が藤井君だったので勝ち切ることを意識して考えて走りました。(この後は)厳しいレースになってくると思う。レース(内容)も変わってくるので、そこで勝たないとタイトルは狙えない。そこを意識していきたい。自分と向き合って頑張る」

 500勝は通過点に過ぎず、今後は18年競輪祭以来のタイトル獲得に照準を絞った。

小山裕哉記者

2024年6月12日 12時40分

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