縦横無尽に攻めた古性優作がV ~函館競輪場~

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古性優作
渾身のガッツポーズ
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古性優作
ゴール線を先頭で駆け抜ける
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古性優作
花束を抱えて撮影に応じる
郡司を捌いて直線抜け出す

 函館競輪開設74周年記念(GⅢナイター)五稜郭杯争奪戦は5月19日(日)に最終日を迎えた。メインの決勝戦はS級S班の古性優作(大阪・100期)が縦横無尽に攻めてV。和歌山、松山に続いて今年3度目の記念制覇を成し遂げた。

 レースはスタートで三谷竜生が飛び出し、近畿勢が前受け。中団に岡山コンビが収まり、その後ろに松井宏佑-郡司浩平-佐藤慎太郎、単騎の小倉竜二は最後方となる。赤板過ぎから松井が一気に仕掛けて先頭に出るも、古性は郡司の所に飛び付いて2番手と3番手が激しくもつれる。古性は2コーナーで郡司を捌き切ると、最終4コーナーからタテに踏み込んで直線抜け出した。
  「(三谷)竜生さんのスタートが早くて良かった。松井君が来るのが遅かったですし、自分の横で緩めたのでそこでスピードが合った。必要最低限の動きでその位置を確保することを考えた。技術で取りたかったので、重心の位置を考えながらでした。岩津さんもバックで仕掛けてきたのが見えたし、踏んだら3人で決まるかなって思ったけど、竜生さんは見えていなかった。そこは自分の力不足です」
 

本吉慶司記者

2024年5月19日 21時59分

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